【官房長官会見】ギョーザ中毒事件　「中国の取り組みは異例なほどスピーディー　」（４日午後） (1/5ページ)

　町村信孝官房長官は４日午後の記者会見で、中国製ギョーザ中毒事件を受けて同日夜に政府調査団を中国へ派遣することを発表するとともに、中国側の受け入れ態勢について、「日本側の派遣について、ただちにビザを発効したことも含め、中国側の取り組み自体は異例なほどスピーディーだと思っている」と述べた。会見の詳細は以下の通り。

【中国製ギョーザ中毒事件】

　「輸入ギョーザの件でありますけれども、中国への調査団の派遣でありますけれども、お手元に資料が配られておりますですね。はい。今晩、１９時半に羽田を出発して、現地ではまだ確定しておりませんけれども、天洋食品工場とか、あるいは、それを所管する、検査をする部局でありますとか、あるいは近隣のほ場、農家でありますとか、近隣の農薬販売業者でありますとか、あるいはその検査をする全体の総局というのでしょうかね。そんなようなところに行くのかなということを検討しております」

　「どのぐらいの期間になるのか、現地の状況を見て判断をしようということで、いつまでということは決めておりません。関係閣僚会合、国会が予算委員会がきょう（４日）は開かれないということですので、１６時半から、関係大臣集まりまして、各省の取り組み状況の報告、今後の検討課題などについて議論をすることにいたしております」