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ギョーザの皮と袋内側からも殺虫剤 表面に1・5ミリの傷 '08/2/4

 中国製ギョーザ中毒事件で、兵庫県警捜査一課は四日、大阪府枚方市のスーパー「ハッピース枚方」から回収し、パッケージの外側から有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出された六袋のうち、一袋のギョーザの皮とパッケージ内側からもメタミドホスを検出したと発表した。

 パッケージ表面に長さ約一・五ミリの傷が見つかり、実験で水分が染み出ることが確認された。警察当局は、袋の外側に付着したメタミドホスが袋の中に浸透したか、その逆の可能性もあるとみている。

 回収した六袋のうち別の一つには、一ミリ大の穴があったことが既に分かっている。しかし、この袋も含む五袋のパッケージ内側やギョーザ自体からはメタミドホスは検出されなかった。

 製品は天洋食品の「中華deごちそうひとくち餃子」で、パッケージ表面にべたつきがあるとの苦情があり、昨年十二月末に回収された。




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