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兵役逃れ:サッカー選手たちのとんでもない手法(下)

サッカーに大きな支障がない左肩を集中的に自損

◆選手をどうするのか

 兵務庁は3日、自ら肩を脱臼させて手術を受け、兵役を逃れたり公益勤務判定を受けるなどして在宅起訴されたサッカー選手92人に対し、再び身体検査を実施すると発表した。

 しかし彼らに再検査を行ったとしても、全員が現役として入隊することはないとみられている。左肩が脱臼しても日常生活に大きな問題はないが、重い物を持ち上げる際に痛みが走るからだ。結局左腕に力を入れることが難しくなるのだが、こうなると遊撃訓練などは受けにくくなる。兵務庁関係者は、「程度が軽ければともかく、肩の脱臼で手術を受けた場合は、再び現役兵として入隊させるのは難しいだろう」と述べた。もちろん容疑者たちに対する刑事処罰とは別の問題だ。

 一方、故意に血圧を上げて兵役免除判定を受けた場合は、一時的に数値を引き上げたに過ぎないことから、身体検査をもう1度受ければほとんどが現役兵としての判定を受けるという。

崔源奎(チェ・ウォンギュ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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