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中国製ギョーザ:双日食料の調査、中国当局の要請で中断

 【石家荘(中国河北省)西岡省二】中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、日本への輸入を担当していた「双日食料」(東京都港区)による調査は中国河北省当局の要請により3日午後以降、中断された。省検疫当局などの調査チームは4日、前日に引き続き製造元「天洋食品」(石家荘)の立ち入り調査に入る。

 双日食料の関係者によると、3日午後に同社に対し、省当局から「当局の調査隊が工場に入るため日本側の調査を自粛してほしい」と要請があり、同社職員らは同日午後に予定していた作業を中断した。4日午前も省側が同社の調査自粛を求めたため、作業を見送った。

 省検疫当局は2日開いた記者会見で、工場内に有機リン系殺虫剤「メタミドホス」は存在しないと断定したが、自主回収製品などは改めて検査すると表明していた。省当局の調査に捜査機関が参加しているのかは不明。

毎日新聞 2008年2月4日 10時14分 (最終更新時間 2月4日 11時16分)

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