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中国の検査当局、天洋食品を継続調査・ギョーザ中毒問題

 【石家荘(中国河北省)=佐藤賢】中国製冷凍ギョーザの中毒問題で、中国の検査当局は4日、製造元である河北省石家荘市の「天洋食品」を継続して調査する。同社に対する解明作業は6日目に入る。警察当局も既に捜査を開始しており、中国側は日中の共同調査と合わせ、事態の早期収束を図りたい考えだ。

 調査のため現地入りしている双日中国によると、地元河北省の出入境検査検疫局が3日夜、「4日も引き続き立ち入り検査を実施する」と天洋食品を通じて双日側に連絡。双日側の現地調査は3日午後から中断したままになっている。

 4日午前の天洋食品前は人の出入りも少なく、黒の乗用車とコンテナトラック1台が正門から中へ入った以外、目立った動きはなかった。近くに住む男性(36)は「問題は数日前の地元紙で知った。原因が分からず、不安なまま春節(旧正月)を迎えたくない」と話した。(11:34)

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