日本生活協同組合連合会は3日、千葉県内の組合員から回収した中国製の「CO・OP手作り餃子」2袋のギョーザから、それぞれ0・02ppmと0・04ppmのメタミドホスが検出されたと発表した。
食品衛生法ではニラ0・3ppm、キャベツ1・0ppm、小麦0・01ppmなど農産物ごとに残留農薬基準が定められているが、加工品についての基準はない。
同連合会は「今回の検出量はごく微量で、意図的に加えたとは考えにくい」としている。千葉市の母娘が中毒を起こした昨年10月20日製造の同じ銘柄のギョーザからは130ppmが検出されていた。
今回の商品の製造日は昨年9月8日。0・04ppmが検出されたギョーザを食べた人は下痢をしたという。
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