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桜島・昭和火口が爆発 活動再開以来初
(02/04 07:58)
活動再開後初の爆発で噴煙を上げる桜島・昭和火口。左に見えるのは牛根大橋=3日午前10時20分ごろ、垂水市牛根麓(村山芳秀さん撮影)
 3日午前10時18分ごろと午後3時54分ごろ、桜島南岳東側斜面の昭和火口(標高約800メートル)が爆発した。同火口は2006年6月、58年ぶりに噴火し活動を再開しているが、爆発は初めて。
 鹿児島地方気象台などは、平常から避難までの5段階ある噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。昨年12月に噴火警戒レベルが導入され、レベル3になった火山は桜島が初めて。立ち入り禁止区域はレベル2と同じ火口から半径2キロ。
 同気象台によると、午前の爆発では噴石が7合目まで飛散、噴煙は高さ約1500メートル以上に達した。午後の爆発では噴煙は約500メートルまで上り、火口から1キロ程度の範囲に小規模な火砕流が見られた。
 京都大学防災研究所火山活動研究センターの井口正人准教授は「半年以上活動を休止し活発化するなど、1939−46年のパターンと似ており、南岳の活動も活発になる可能性がある」と指摘。気象台は「今後も噴火に伴う噴石や火砕流に十分注意を」としている。
 爆発について気象台は、爆発地震を伴い(1)噴石の飛散、爆発音、体感空振のいずれかを観測(2)島内で10パスカル以上か気象台で3パスカル以上の空振を観測−のどちらかを満たし、噴煙を観測した場合としている。噴火は2007年6月21日以来。
 





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