2008年 2月 3日
中国製ギョーザの健康被害続く
中国産冷凍ギョーザの中毒で、岡山・香川では3日新たに4人が、おう吐などの体調不良を訴えていることが分かりました。新たに異常を訴えたのは、岡山・香川2人ずつで、いずれもおう吐や下痢などの症状があったということです。これで、岡山・香川で体調不良を訴えた人は、合わせて40人となりましたが、症状はいずれも快方に向かっているということです。各保健所で行われている回収対象商品の検査結果6件が3日出ましたが、中毒の原因といわれる殺虫剤・メタミドホスは、いずれの商品からも検出されませんでした。岡山・香川両県では、県庁と各保健所に相談窓口を設け、自主回収の対象商品を購入した人などからの相談を受け付けています。

倉敷市の路上・車イスのそばで男性焼死
3日朝、倉敷市の市道で、焼けた電動車イスのそばで男性が死亡しているのが見つかりました。3日午前6時40分ごろ、倉敷市玉島黒崎の市道で、焼けた電動車イスと、そのそばで火がくすぶった状態の男性が倒れているのを、散歩中の近所の人が発見し119番通報しました。警察が駆けつけ確認したところ、男性は既に死亡していました。男性が乗って来たとみられる電動車イスは、ほぼ全てが燃えていたということです。警察では司法解剖を行い、男性の身元の確認や死因の特定を急ぐとともに、電動車イスの電気系統のトラブルによる出火や、事件や自殺の可能性も含めて調べています。

贈収賄事件で元社保庁職員ら送検
葬儀会社を巡る贈収賄事件で逮捕された倉敷市の社会保険事務所の元調査官ら2人が、3日岡山地方検察庁に送検されました。送検されたのは、倉敷東社会保険事務所の元調査官・横田隆臣容疑者(49)と、倉敷市の葬儀会社役員・原田泰子容疑者(65)です。警察の調べによりますと、横田容疑者は、おととし1月から2月にかけて、原田容疑者が役員を務めていた葬儀会社が滞納していた社会保険料約570万円の支払いを逃れさせるため、この会社を休業状態にするなど、不正な手続きをした見返りに現金200万円を受け取った疑いです。調べに対し、原田容疑者は容疑を認めていますが、元調査官の横田容疑者は「受け取った現金はわいろではない」と依然容疑を否認しているということです。

節分・最上稲荷で豆まき
2月3日は節分です。日本三大稲荷の1つ、岡山市の最上稲荷では、恒例の豆まきが行われました。最上稲荷には、タレントの小倉優子さんや、今年の年男など約750人が、長さ85bの特別桟敷から豆の入った袋をまきました。最上稲荷の豆まきは、悪い鬼を追い払うのではなく、良い鬼に改めさせようと、「福は内」の掛け声を繰り返すのが慣わしです。境内には約4万人が訪れ、国内旅行やテレビなどが当たるくじ付きの豆を懸命に拾い集めていました。最上稲荷では1日で10万袋、約2トンの豆がまかれました。

過去最多の出場者・香川丸亀ハーフマラソン
香川・丸亀ハーフマラソンが3日開かれ、過去最多となる約6000人が出場しました。日本屈指の高速コース、香川・丸亀ハーフマラソン、今回の大会には過去最多となる6056人が出場しました。女子は、ホクレンのオンゴリ・フィレス・モラー選手がスタート直後から独走、大会歴代3位となる1時間7分57秒で初優勝を飾りました。一方、男子は、混戦状態のまま終盤戦に突入し、ゴールの県立丸亀競技場に入る直前に飛び出した小森コーポレーションのアルン・ジョロゲ選手が、1時間1分35秒で初優勝しました。