ギョーザ2袋から微量の農薬検出 生協連が回収2008年02月04日00時21分 日本生活協同組合連合会(日本生協連)は3日夜、東京都内で記者会見し、中毒事件の発覚後に千葉県内で回収した「CO・OP 手作り餃子(ギョーザ)40個入り(560グラム)」2袋のギョーザから、ごく微量のメタミドホスを検出したと発表した。検出された値は0.04ppmと0.02ppmで、食品衛生法上の「農産物に関する基準値」を下回っており、日本生協連は原材料の残留農薬の可能性がある、とみている。 千葉市で親子2人が中毒を起こした同銘柄のギョーザからは130ppmが検出されていた。厚生労働省も「今回の値は摂取しても健康に影響が出る値ではない」としている。 日本生協連によると、2袋は、埼玉県蕨市にある商品検査センターに回収された95袋のうち、検査を終えた70袋の中にあった。2袋の製造日は昨年9月8日で、兵庫県高砂市の中毒(10月1日製造)と千葉県の中毒(10月20日製造)とは違っていた。2袋について、日本生協連はすでに千葉県警に報告、検体も提出した。 いずれも、昨年11月の第1週に千葉県内の組合員に宅配された。1月30日の事件公表後、0.04ppmが検出された袋を買った組合員から「食べておいしくないので残した。気持ちが悪くなり下痢をした」と健康被害の訴えがあったという。 PR情報この記事の関連情報社会
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