関東で大雪、都心は3センチ 羽田発着150便欠航2008年02月03日20時26分 低気圧の影響で3日、太平洋側の広い地域で雪が降り、関東地方では東京都心で最大3センチ、横浜市で7センチと平野部でも積雪が観測された。夜には雪は弱まったものの、4日朝にかけて冷え込むことから、気象庁は転倒事故などへの注意を呼びかけている。
3日夜までの最大積雪は、埼玉県秩父市で10センチ、東京都八王子市で9センチ、宇都宮市で8センチ、千葉市で6センチなどとなっている。東京都心で3センチ以上の積雪が観測されたのは、06年1月21日の9センチ以来2年ぶり。 この雪で羽田空港を発着する航空便は大幅に乱れた。日本航空107便、全日空39便、北海道国際航空(エア・ドゥ)4便など約150便が欠航、約2万3千人に影響した。 JR東海道新幹線は一部区間で速度を落として運転したため、上下76本に遅れが出て、計6万8千人に影響した。首都圏の鉄道も運休が相次ぎ、ほぼ全路線で遅れが出た。JRは湘南新宿ラインが終日運休。中央快速、青梅・五日市、成田、内房、常磐、横浜などの各線が運転本数を通常の5〜9割に減らすなどした。小田急線では特急ロマンスカーが午前中から運転を取りやめた。 高速道路は中央道、東京外環道、常磐道などが通行止めになったほか、関東周辺の区間は軒並みチェーン規制となった。首都高速も神奈川と埼玉の両県を中心とした区間で通行止めが続いた。 PR情報社会
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