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【2月2日 AFP】南極海で日本の調査捕鯨を強硬に妨害してきた米環境保護団体「シーシェパード(Sea Shepherd Conservation Society)」は2日、来年は規模を拡大して捕鯨阻止を目指す方針であることを明らかにした。
シーシェパードの「スティーブ・アーヴィン(Steve Irwin)」号は南極海で日本の調査捕鯨を阻止するため妨害行為を続けてきたが、燃料切れにより活動の中止に追い込まれていた。
スティーブ・アーヴィン号のポール・ワトソン(Paul Watson)船長は、来年は活動船を2隻に増やし交互に派遣することで、燃料切れによる中断を回避する計画だと語った。
「来年は船2隻で交互に南極海に戻ろうと考えている。つまり2隻で1つのチームを組んで活動し、1隻が給油のため帰港したらもう1隻が出港して調査捕鯨船を追跡するというわけだ。費用はかなりかかるがその価値はある」(ワトソン船長)
スティーブン・アーウィン号は2日にメルボルン(Melbourne)のビクトリア・ハーバー(Victoria Harbour)に到着した。約100人が出迎えに訪れ、歓声を上げ、手を振ったり、笛を鳴らしたりして歓迎した。(c)AFP
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