千葉市保健所“残念な結果”
千葉市の女性は、去年12月28日に千葉市花見川区の「ちばコープコープ花見川店」で購入した問題の冷凍ギョーザを食べて中毒症状が出たため、先月4日、千葉市保健所に調理したり食べ残したりした同じ冷凍ギョーザを持ち込みましたが、保健所は検査を断っていました。これについて、千葉市保健所の三井良雄食品衛生課長らは2日、会見を開き、「当時は職員2人が女性から症状などについて聞き取り、ギョーザのにおいをその場で確認したが、女性が訴えていた薬品のようなにおいはしなかった」と説明しました。そのうえで手当てをした医師から「食中毒の疑いがある」という届け出が出されていなかったことや、コープ側がすでに微生物などの調査を進めていることなどからその調査結果を待つよう伝えたということです。保健所はその後、同様の事例がなかったことから、先月22日に最終的に検査をしないことを判断したということで、三井課長は「できるかぎりの対応をしたつもりだが、今となっては残念な結果だと感じている。力が及ばず、申し訳なかった」と釈明しました。 |
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