憲法九条。知ってるヒトも、知らないヒトも。

『マガジン9条』

第143号/'08年1月23日(水)/since 2005.3.1

毎週水曜更新

今週の『マガジン9条』−08.1.30−

王子たちの活躍

 朝青龍問題や、時津風部屋の若手力士死亡問題で大騒ぎだった大相撲も、白鵬の優勝でなんとか一段落。ベビーフェイスとヒールの闘い。ヒールが土俵に一回転して、幕。
 すると今度は、時ならぬハンドボールの大フィーバー。アジア連盟だの中東の笛だの、テレビは連日大賑わい。いやあ、ワイドショーには、ほんとにオイシイ話題の連続攻撃。笑いが止まらぬとは、まさにこのこと。
 でも一方で、東京オリンピック招致に暗雲。中東諸国の票をバックにした王子様の大逆襲。これにはさすがに、強気で傍若無人の石原慎太郎東京都知事も、お手上げ状態。
 世界にはいろんな王子様。あの石原さんに一泡吹かせるなんて、さすがに中東のオイルマネー王子。
 でも我が国にだってハンカチ王子にハニカミ王子。どちらも人気沸騰、超人気。
 それじゃあ私たちも、9条王子を見つけなくっちゃ。

 さて、今週の「マガジン9条」は、

「この人に聞きたい」に、『貧困大国アメリカ』を出版したばかりのジャーナリスト、堤未果さんが登場。アメリカの現在を報道し続ける、そこに込めた思いをお聞きしました。
「雨宮処凛がゆく!」は、昨年11月に浜松市で起こったある一つの事件について。にわかには信じがたいような出来事が、今この日本で、次々に起こっています。
「やまねこムラだより」は、「熱狂から遠く離れて」。昨年末の佐世保の銃乱射事件以来、マスコミを大きく騒がせた「銃の取り締まり」がテーマです。
「マガ9レビュー」は、ナチスドイツ占領下のフランスを舞台にした映画「さよなら子供たち」を取り上げます。
「デスク日誌」は、「CHANGE」は訪れるか?「変化」を求める声が、アメリカでも日本でも沸き起こっていますが、言葉を乱用するだけに終わっている政治家たちのなんと多いこと。
その他、「みんなのこえ」「お知らせメモ」を更新しています。

それでは、今週もじっくりとお読みください。

◎これまでの「今週の『マガジン9条』」を読む

マガジン9条
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