| コスモマーベラス重賞獲って母になる 京都牝馬S |
 |
|
能力は十分のコスモマーベラスは好調キープし悲願の重賞制覇へ鼻息も荒い
|
 |
◆ 今春、繁殖入り予定 ◆
最後に一花咲かせたい。今年3月いっぱいで引退するコスモマーベラス(牝6=中村)に残された重賞Vのチャンスは、この京都牝馬S(2月3日、京都芝1600メートル外)と次走予定の中山牝馬S(3月16日、中山芝1800メートル)のみ。グレードレースの常連で、地力は十分。昨年末から、いい頃の走りを取り戻しており、陣営は待望のタイトル奪取に燃えている。
◆ 能力十分、陣営も力走期待 ◆
できることなら勲章をぶら下げて母となりたい。長らく牝馬の第一線で活躍してきたコスモマーベラスもこの春で繁殖入り予定。これまで16回挑戦(うち地方交流2回)し、一昨年の愛知杯2着が最高という重賞の舞台で、今度こそ白星を狙っている。
「重賞を獲れる器だとは思う。これまでもよく走ってくれたけど、この春で引退予定なんで最後に何とか頑張ってほしいね」
担当の石本厩務員の願いは決してむちゃではない。前々走のターコイズSではザレマやカタマチボタン、ランペイアらに完勝。牡馬相手に牝馬1頭で挑んだ前走のディセンバーSも3着に入り、昨秋までの不振からの完全脱出を印象付けた。石本厩務員が明かす。
「去年は放牧から帰ってきた時、40度ぐらい熱があったが、福島牝馬Sで4着に頑張った。その反動が出ちゃった感じ。今は状態もいいし、先週の日曜の坂路でも重い馬場であんな時計(4F52秒5−12秒7)が出ているからね」
当初は、得意の中山で行われた先々週のニューイヤーSを目指していたが、非抽選除外。ただ、戦前に予想ができたことだけに、すぐにこちらに切り替え、出来は維持している。中村師も力走を期待した。
「中山マイルが日本で一番得意だから残念だけど、京都でもマイルなら悪くない。57キロがどうかだけど、3月の引退までにあとひと踏ん張りしてほしい」
一昨年は、こちらも重賞でなかなか勝てなかったマイネサマンサが初タイトルを手にしたレース。中村師にとっても相性はいい。サマンサは、その翌年の中山牝馬Sで有終の美を飾って引退。マーベラスも同じような道を歩めたら最高だ。
|
|
[ 2008年1月30日付 紙面記事 ]
|
|
|
|
 |
紙面記事(競馬) |
|
 |
クイックアクセス |
 |
サイト内検索 |
 |
PLUG IN |
音楽とカルチャーのWEBマガジン
MEGのニューシングル『MAGIC』が3月5日リリース! |
|