・日本に入り込む中国産残留農薬入り食品 ~汚染食料輸入と政治的譲歩~
テーマ:日本・その他ニュース日本政府、柔軟な運用検討=残留農薬で28日から対中協議 :時事
【北京21日時事】日本が5月末に施行した食品の残留農薬の新規制で輸出鈍化を懸念する中国政府が28日から検疫当局者を日本に派遣し、厚生労働省と運用面の規制緩和を協議することが21日、明らかになった。日本側も中国政府が保証する「優良事業者」について、検査の運用を柔軟化する方向で検討している。
中国産ウナギから基準値超す殺虫剤 厚労省が検査命令:朝日
厚生労働省は22日、中国・広東省と上海産のウナギから、最大で残留基準値の22倍を超える有機塩素系殺虫剤エンドスルファンが検出されたと発表した。食品衛生法に基づいてすべての輸入業者に検査命令を出し、基準を満たさない場合は流通させないよう求めた。市場に出回ったものも一部あるが、ただちに健康に影響を与える恐れはないとしている。両地域以外の中国産ウナギは検査命令の対象外。7月以降に広東省と上海から日本向けに輸出された7件で違反が見つかった。名古屋検疫所が7月に調べた広東省産ウナギからは基準値(0.004ppm)の22倍を超える0.089ppmが検出された。
昨年12月に世を騒がせた韓国キムチ寄生虫騒動 と似たような状況が起きています。5月に施行された残留農薬の規制の為、それに引っかかる中国野菜の輸出が減少していることに対し、規制に対して柔軟な要求をしてくる中国とそれに対応しようとする日本側。しかもそんな話が出た次の日には重度に汚染された中国産ウナギが見つかるというとんでもない事態が発生しています。規制は強化して然るべき状態であり、決して緩和して良い段階ではないはずです。
ギクシャクする日中関係を少しでも緩和できればという意図があるのかどうかはわかりませんが、直接的に私達の体に影響する問題です。本来、靖国問題や歴史問題と同じく、またはそれ以上にシビアにならなければいけない問題ではないでしょうか。万が一、そこに政治的譲歩というものが存在しているとしたら、それは見逃すことはできないことです。
ちなみに私はあの事件以来、韓国産キムチを購入したことはありません。中国産のウナギはもちろんのこと、野菜類も購入は控えることになると思います。似た問題でアメリカ産牛肉の問題もありましたが、我々の生活に直接影響する問題を政治的譲歩の手段として使用するべきではありません。
■どうして
どうして中国等にはこんなに甘いんですかね?
アメリカ産牛肉の時には、マスコミあげて大キャンペーンを張ったのに、中国産野菜などについてはだんまり…。この国のマスコミ様は、日本国民よりも、特ア利益のほうが重要なのですね。
一介の主婦として、非常に心配です。
私もあの騒動以来、韓国産キムチは買っていませんし、中国産の農産物は買わないようにしています。
しかし、冷凍食品や加工品に入っていると、もうどうしようもない訳ですが。