去年8月、神奈川県伊勢原市で暴力団組員の男性がけん銃で撃たれ殺害された事件で、警察は、男性の妻がけん銃を所持していた疑いが強まったとして逮捕しました。
銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは滋賀県の会社員、西川豊子容疑者(39)です。この事件は去年8月、伊勢原市の路上で西川容疑者の夫で指定暴力団会津小鉄会系の幸男組員(40)がけん銃で頭を撃たれ殺害されたものです。
西川容疑者は現場に幸男組員と一緒に来ていましたが、幸男組員が撃たれた際について、「夫に危ないから逃げろと言われ車で逃げた。その後、現場に戻ったら夫が死んでいた」と供述しています。
警察は殺人事件として捜査を進め、その後、西川容疑者が凶器となったけん銃を所持していた疑いが強まり、逮捕したものです。西川容疑者は「何も言いたくない」と供述しているということで、警察は幸男組員が死亡した経緯についても追及する方針です。(02日22:27)