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FNN(フジテレビ系)

中国製冷凍食品問題 「天洋食品」の白菜の仕入れ実態などを取材しました。

中国製の冷凍ギョーザから、有機リン系の薬物「メタミドホス」が検出された問題で、FNNは、このギョーザを製造した「天洋食品」に材料の白菜を売っていた農民から、工場の仕入れの実態などについて取材しました。

農家の女性は「(天洋食品にどれくらい白菜を卸した?)数トン。(農薬を使いますか?)農薬を使うか? 周りに聞いてごらん。市場にいる農家に使うかどうか聞いてみなさいよ。(では、使うということ?)使いますよ。国から野菜栽培のとき、農薬使用禁止とか言われてないし」と話した。
天洋食品は、白菜などの仕入れは、契約農家から買い入れたりするのではなく、卸売市場で、農家からその日その日持ち込まれる野菜を品定めして買い入れしていたことが明らかになった。
この農家は天洋食品に対して、2007年秋、問題のギョーザが製造されたころ、白菜を1kg、日本円で13円で納入していた。
天洋食品は、卸売市場にやって来て、安くて質のいい野菜を見つけ出して、買い入れるという方法を取っていた。
農家の男性は「(天洋食品の白菜の仕入れ基準は?)この市場にいる人たちは、天洋食品の工場に売るのを嫌がっています。これが駄目、あれが駄目と厳しく選ぶから、みんなこの工場と商売したくない」と話した。
野菜には高い品質が求められていたことが明らかになったが、一方、市場では行き当たりばったりの購入をしており、天洋食品は、これら野菜にどんな農薬をどれだけ使用していたのかなど、栽培環境はよく把握してなかったものとみられる。

[2日21時9分更新]

Fuji News Network.


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