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FNN(フジテレビ系)

中国製冷凍食品問題 天洋食品が初会見、中国国内で農薬が混入した可能性を否定

中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、ギョーザの製造元の中国の「天洋食品」が2日夜、初めて会見し、被害者にお見舞いを述べる一方、中国国内で農薬が混入した可能性は、はっきりと否定した。
天洋食品側は、底夢道工場長が「(中毒事件の)発生を聞いて、非常に驚きました。日本の被害者にお見舞いを申し上げるとともに、早い回復を願います」と述べたうえで、中国国内での生産・流通過程で、殺虫剤「メタミドホス」が混入した可能性はないと明言し、過失はなかったと強調した。
しかし、2007年に工場で起きた労働争議が、毒物混入に関係している可能性について質問が及ぶと、工場側は明確な返答を避けた。
一方、天洋食品を調査した河北省の検疫局も2日に会見し、製造工場の原料や生産過程に「安全上の問題は見つからなかった」と発表した。
また、ギョーザ担当の工場従業員30人に行った事情聴取でも、「不審な点はなかった」と述べた。

[2日21時17分更新]

Fuji News Network.


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