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【社会】

日教組教研集会始まる 初めて全体集会を中止

2008年2月2日 17時53分

 学力やいじめ、教育格差など学校が抱える問題について、指導実践や研究の取り組みを報告、討議する日教組の教育研究全国集会が2日午後、3日間の日程で東京都内の各会場で始まった。

 全体集会は会場に予定されていたグランドプリンスホテル新高輪(港区)が、一方的に契約を破棄、施設使用を命じる裁判所の仮処分決定の後も使用を拒否したため、初めて開催を中止、分科会のみという異例のスタートとなった。

 教研集会には全国の小中高校から延べ約1万2000人の教職員が参加予定。昨年43年ぶりに実施された全国学力テストの問題点の有無や、授業時数増が盛り込まれる改定学習指導要領への対処などが討議の柱となる。

 各会場では理科や人権、平和などテーマごとに分けられた24の分科会のほか、「子どもの安全・安心と学習権保障」「教育格差と学力保障」の2つの特別分科会が開かれる。

(共同)
 

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