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信州大医学部付属病院:助産師外来始まる 産科医の負担軽減 /長野

 ◇安全なお産目指す

 信州大医学部付属病院(松本市)の産婦人科で1日、「助産師外来」が始まった。助産師9人が交代で妊婦の検診を担当。出産まで15回ほどある検診の3、4回を受け持ち、1回30分程度かけて不安や悩みを聞くなどしたり保健指導を行う。

 産科を受診している人が対象で、毎週月~金曜の午前9時から午後3時までの予約制。同病院での出産数は周辺病院の産科休止などの影響で増加しており、産科医の負担を軽減し、妊婦が安心・安全なお産をすることを目指す。

 最初の検診を受けた妊娠6カ月の市内の主婦(32)は「2人の息子の時は助産師さんに会うのは入院期間中だけだった。今回は妊娠期間から助産師さんに相談ができることで安心してお産に臨める。不安はない」と助産師外来開設を歓迎した。

 検診に当たった助産師の加藤恵美子さん(29)は「(外来設置は)助産師の活動の場が広がる。妊娠生活とお産を楽しんでもらえるよう主体的に取り組みたい」と話した。同院は、助産師外来を始めたい施設には支援や協力をしていくという。【福田智沙】

毎日新聞 2008年2月2日

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