ホーム > 佐々木かをり対談 win-win
> 第111回 進藤晶子さん

あんな至福のときはなくて
- 佐々木
-
今は、テレビ局にいた期間とフリーランスの期間が、ちょうど同じくらいですね。お子さんが生まれたから、これからの6〜7年はお子さん中心になるのかしら。
- 進藤
-
私は根性とか忍耐とか、もう自分のどこを探してもそんな文字はない(笑)。だけど子育てって、それなくしては成立しませんね。お母さんの包容力とか人間的な厚みみたいなものは、そういう日々の積み重ねで身についていくんだろうな、と思います。
私はまだ1年目ですが、こんな私でも、ひょっとしたら、娘を通じて、もうちょっと人間的に成長できるかもしれないという楽しみはあります。何かこう、日々成長する娘を見ているのは、大変ですけれど面白いです(笑)。朝、娘が先に起きていて、私は、ご機嫌な声を聞きながら目を覚ますと、娘がニカーッと満面の笑みだったりすると、もう、あんな至福のときはなくて。
だから、これが自分にとってのいい充電期間になればいいなあ、と思っているんです。子育てを通じて、いろいろ学びたいと思っています(笑)。
- 佐々木
-
(笑)仕事は、どんな感じで?
- 進藤
-
細く長く。今いただいているお仕事は大事にしたいと思っています。娘の成長に支障がない限りは、うまい方法をみつけながら。
- 佐々木
-
仕事をこういった方向に広げよう、とかありますか。
- 進藤
-
ご縁があれば、そのたび、その都度考えようかなと思います。
- 佐々木
-
今日はありがとうございました。お母さんになっても、全く以前と変わらない進藤さん、いいですね。また、子育て話、しましょうね。ありがとうございました。
対談を終えて
いつお会いしても、変わらないリラックスした雰囲気。赤ちゃんを育てているなんて、まったく感じさせないし、初々しささえ感じます。テレビの最前線の経験も、自然に受け止めて進んでいる。「自分らしい生活」を大切にされていることが伝わってきました。お会いして、久しぶりに私も柔らかな時間を過ごすことができました。これからも、一歩ずつ歩んでいかれるのですね。応援しています!
21/21
|
 |
 |

|