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> 第111回 進藤晶子さん
手紙を書いて出てきました
- 佐々木
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そんな厳しいお父さまにからすると、アナウンサーになるというのは……。
- 進藤
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もう、大反対でした(笑)。1カ月くらい口をきいてくれませんでしたから。
- 佐々木
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でも、それはアナウンスの学校に通い始めたときから、わかっていたんじゃないですか。
- 進藤
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まさか通るとは、と思っていたと思います。
- 佐々木
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じゃ、そこでは止めなかったんですか。
- 進藤
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はい。で、通ったとしても、地元の目の届く範囲で勤めてくれたらいい。でもそれも実現するかどうか、と。それが、TBSだけが取ってくれて。
- 佐々木
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東京に行かなきゃならない、っていうときは、じゃあ一大事。
- 進藤
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はい。一人暮らしなんてとんでもないということで、大喧嘩になって。でも、いよいよ東京に引っ越さなくてはならない時期がきて、手紙を書いて説得しました。
- 佐々木
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え、お父さんがいないときに置き手紙で出てきちゃったんですか。
- 進藤
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もう随分前のことなので、よく憶えていないんですけど(笑)。ただ、働く大先輩としてその後、働き始めて、私の顔がちょこちょこテレビに出るようになってみると、やっぱり一番いいアドバイスをくれる人になりましたね。
- 佐々木
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たとえば?
- 進藤
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そんなに、会社でのことを詳しく話しはしなかったので、すべてが見えているわけではないのに、きっとこう思っているんだろうとか、まあ、こういうこともあるかもしれないけれど、踏ん張るときなんじゃないかとか、周りの意見を聞いたほうがいいとか。
- 佐々木
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愛してやまないのね、きっとね(笑)。
- 進藤
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(笑)今は、孫にメロメロですけどね。
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