今週のお役立ち情報
無料のはずの留守電がいつの間にか有料に? ソフトバンク携帯の怪(上)
2008年01月18日09時14分
【PJ 2008年01月18日】− みなさんのソフトバンク携帯で無料の簡易留守電を設定しているのに、いつのまにか有料の留守電に切り替わっていることありませんか?
わたしはソフトバンクの携帯電話を利用している。ワンセグテレビやインターネットなどさまざまな機能が付いていて、実のところ使い方がよく分からない。最近、ある「現象」に気付いた。わたしはソフトバンクの携帯電話自体に付いている「無料」で利用できる「簡易留守電機能」を設定していて、ここ半年以上、それを利用していた。だが、ある時期から留守電が常に「1416」の番号に電話をかけて利用する「有料」の留守電サービスに勝手に切り替わっていたのだった。思い起こすと、友人に紹介されて契約した小規模オフィス向け半年間の利用料無料サービスが終了してから、この現象が起こった。
同じような契約でソフトバンク携帯を利用している友人に尋ねたが、みんな口をそろえて同じ「現象」が起こっているという。友人の一人は「留守電1件聞くのに40円もかかることがあるんだよ、早く解除したほうがいいよ」と助言してくれた。「えっ、そんな有料の留守電サービス加入した覚えないよ」と答えると、「契約したときからそうなっているみたいだよ。おれはそれに気付いてすぐに解除したけど」という。
他社の携帯を利用していたころは、無料の簡易留守電が優先され、有料留守電は電波の届かない場所でしか作動しなかった。わたしは通常、自転車で都内を移動しているので、電波の届かない場所にいることはめったにない。「簡易留守電を設定しているのに、なぜ通話しなければならないサービスにつながってしまうのだろう」と思い、そのサービスを解除しようと思って、その「1416」に電話をかけてみた。だが、この番号には解除するメニューは無かった。
分厚い説明書を読むのも面倒なので、とりあえずソフトバンクの携帯電話会社「ソフトバンク・モバイル」の総合案内の「157」に電話してみた。電話口に出た担当者いわく「お客さまの契約当初から留守電契約が自動的に結ばれています。解約するには手続きが必要です」ということだった。
「『1416』に電話したのですが、解約メニューはありませんでしたが」
「『1416』ではなく『1406』にかけて解約してください」
「『1416』でないのは、わかりにくいですね。契約時に留守番電話サービスのことなど聞きませんでした」
「説明書にそう書いてあります。ソフトバンクの携帯電話の販売員にもそう説明させるよう指導しています」
「この留守電サービスってお金がかかるのですか」
「サービス自体の利用料は無料ですが、通話料がかかります」
「えっ、ソフトバンクが運営している留守電聞くのにお金がかかるんですか。ソフトバンクの電話間なので無料じゃないんですか」
「留守電1件聞くのに通常10円から20円かかります」
「最初からそう説明してくれたらいいのに。携帯電話本体の留守電機能で十分なのですから」
「販売員から説明があったと思います」
わたしの場合、販売員からこの説明は無かった。たぶん説明があったとしてもよく説明されていなかった。だから「利用料無料イコール通話料無料」だと勘違いしていた。友人らも無料の簡易留守電機能を設定していれば、この「1416」の有料留守電サービスとは電波の届かない場所にあるときにだけ作動するものと思いこんでいたし、「1416」のサービスはソフトバンク間の通話なので無料だと考えていた。
この辺がややこしい。この担当者に聞いても、なぜ無料の簡易留守電を設定していても、有料サービスの「1416」留守電につながってしまうのか、結局分からずじまいだった。友人にこのことを聞いてみると「ははーん」と思った。【つづく】
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 小田 光康【 東京都 】
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わたしはソフトバンクの携帯電話を利用している。ワンセグテレビやインターネットなどさまざまな機能が付いていて、実のところ使い方がよく分からない。最近、ある「現象」に気付いた。わたしはソフトバンクの携帯電話自体に付いている「無料」で利用できる「簡易留守電機能」を設定していて、ここ半年以上、それを利用していた。だが、ある時期から留守電が常に「1416」の番号に電話をかけて利用する「有料」の留守電サービスに勝手に切り替わっていたのだった。思い起こすと、友人に紹介されて契約した小規模オフィス向け半年間の利用料無料サービスが終了してから、この現象が起こった。
同じような契約でソフトバンク携帯を利用している友人に尋ねたが、みんな口をそろえて同じ「現象」が起こっているという。友人の一人は「留守電1件聞くのに40円もかかることがあるんだよ、早く解除したほうがいいよ」と助言してくれた。「えっ、そんな有料の留守電サービス加入した覚えないよ」と答えると、「契約したときからそうなっているみたいだよ。おれはそれに気付いてすぐに解除したけど」という。
他社の携帯を利用していたころは、無料の簡易留守電が優先され、有料留守電は電波の届かない場所でしか作動しなかった。わたしは通常、自転車で都内を移動しているので、電波の届かない場所にいることはめったにない。「簡易留守電を設定しているのに、なぜ通話しなければならないサービスにつながってしまうのだろう」と思い、そのサービスを解除しようと思って、その「1416」に電話をかけてみた。だが、この番号には解除するメニューは無かった。
分厚い説明書を読むのも面倒なので、とりあえずソフトバンクの携帯電話会社「ソフトバンク・モバイル」の総合案内の「157」に電話してみた。電話口に出た担当者いわく「お客さまの契約当初から留守電契約が自動的に結ばれています。解約するには手続きが必要です」ということだった。
「『1416』に電話したのですが、解約メニューはありませんでしたが」
「『1416』ではなく『1406』にかけて解約してください」
「『1416』でないのは、わかりにくいですね。契約時に留守番電話サービスのことなど聞きませんでした」
「説明書にそう書いてあります。ソフトバンクの携帯電話の販売員にもそう説明させるよう指導しています」
「この留守電サービスってお金がかかるのですか」
「サービス自体の利用料は無料ですが、通話料がかかります」
「えっ、ソフトバンクが運営している留守電聞くのにお金がかかるんですか。ソフトバンクの電話間なので無料じゃないんですか」
「留守電1件聞くのに通常10円から20円かかります」
「最初からそう説明してくれたらいいのに。携帯電話本体の留守電機能で十分なのですから」
「販売員から説明があったと思います」
わたしの場合、販売員からこの説明は無かった。たぶん説明があったとしてもよく説明されていなかった。だから「利用料無料イコール通話料無料」だと勘違いしていた。友人らも無料の簡易留守電機能を設定していれば、この「1416」の有料留守電サービスとは電波の届かない場所にあるときにだけ作動するものと思いこんでいたし、「1416」のサービスはソフトバンク間の通話なので無料だと考えていた。
この辺がややこしい。この担当者に聞いても、なぜ無料の簡易留守電を設定していても、有料サービスの「1416」留守電につながってしまうのか、結局分からずじまいだった。友人にこのことを聞いてみると「ははーん」と思った。【つづく】
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