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	出資金サギの男を逮捕　「日本が沈没する」と不安煽る
	人工呼吸器をつけ忘れ患者死亡　八尾徳洲会総合病院
	橋下さん　堺市長に定期協議提案・久々のバラエティ出演も
	正倉院の内部　報道機関に初公開
	「パッケージ」に穴　兵庫で被害のギョーザ
	工場で爆発　３人ケガ
	「墓石」を大量に不法投棄　淡路島の山中
	スプレー強盗相次ぐ　帰宅中の２女性が被害
	「廃プラ」処理施設が稼動　住民抗議の中
	駅のトイレで焼身自殺か　地下鉄「山科駅」
	警察署内の給油所ででパトカー燃える

最終更新日時：2008年2月1日 20:00

出資金サギの男を逮捕　「日本が沈没する」と不安煽る

加藤博也容疑者（６６）

カナダで事業を展開するとウソをつき出資金を集めたとして、６６歳の男が兵庫県警に逮捕されました。男は「日本が沈没する」と不安をあおり、カナダへの移住を勧めていました。
「『日本沈没』見た？見てないの？」「（日本が沈むということは）報道関係の人なら皆知ってると思うよ」ＦＮＮの取材に対し、「日本が沈没する」と断言した加藤博也容疑者。１日、詐欺の疑いで逮捕されました。加藤容疑者は、自分が発明した古紙再生プラントの会社をカナダに設立するとウソの話を持ちかけ、女性から出資金など２００万円を騙し取った疑いがもたれています。被害者は約１００人、騙し取った総額は１億８０００万円にも上ると見られます。その殺し文句は「日本が地震で沈没するので、カナダに脱出しよう」というものでした。加藤容疑者は、被害者に出資させた後もしつこく電話をかけ、別の「作り話」でも金を搾りとろうとします。架空の会社があるケベック州がカナダから独立し、移民の費用が必要になったから金を振り込めというものでした。兵庫県警の調べに対し、加藤容疑者は「そういう事実はございません」と容疑を否認しています。

( 2008/02/01 19:52 更新)

人工呼吸器をつけ忘れ患者死亡　八尾徳洲会総合病院

八尾徳洲会総合病院（大阪・八尾市）

大阪府八尾市の八尾徳洲会総合病院で、看護師が患者の人工呼吸器を外したまま約１時間放置し、患者が死亡する事故がありました。事故があった八尾徳洲会総合病院によりますと、去年１２月、末期の乳がんで入院していた８７歳の女性患者に対し、看護師２人が体を拭くため人工呼吸器を外しました。２人は、主治医から人工呼吸器を外す時間として許可されている３０分で作業を終えましたが、その後、人工呼吸器を装着せずに別の患者のケアに向かいました。女性患者はそのまま１時間放置され、ぐったりしているところを看護師に発見され、まもなく死亡が確認されました。人工呼吸器は人体から外れた場合、異常を知らせるアラーム機能が作動しますが、徳洲会病院では日ごろから「テスト肺」と呼ばれる器具を使い、アラームを止めていました。徳洲会八尾総合病院の福田貢病院長は「人工呼吸器が装着されない時間が、許容範囲を１時間超えていることが死亡原因と考えます」「ご家族の方にも申し訳ない」と話しました。警察は業務上過失致死の疑いもあるとみて、事故の詳しい原因を調べています。

( 2008/02/01 19:45 更新)

橋下さん　堺市長に定期協議提案・久々のバラエティ出演も

千利休ゆかりの地・堺市役所で茶をいただく橋下さん

当選以降、多忙な日々が続く大阪府次期知事の橋下徹さんですが、出馬後初めてタレントとしてバラエティ番組の収録に参加しました。
橋下さんは１日午前、堺市で木原市長と面会し、シャープ誘致や二重行政の問題などで定期的な協議の場を持つことを提案しました。また、新知事になって１週間ほどで予算編成の議会を迎えなければならない大阪府知事選の日程を変えたいとして、退陣の際は任期満了よりも前に身を引き、選挙の時期を早めたい考えを示しました。また午後には、かつてレギュラー出演者を務めていたバラエティ番組に、出馬表明後初となる出演も行い、時期知事の顔とタレントの顔が交差する一日となりました。知事就任は今月６日です。

( 2008/02/01 19:58 更新)

正倉院の内部　報道機関に初公開

正倉院（奈良市）

聖武天皇の遺品などの宝物を収めた国宝・正倉院が、１００年ぶりに修理されることになりました。本格的な修理を前に、これまで一般の人は見ることのできなかった建物の内部が報道機関に公開されました。
日本の国宝「正倉院」。８世紀ごろつくられたと言われ、聖武天皇の愛した数千点にも及ぶ遺品の数々が収められました。これまで幾度となく修理を重ねてきた正倉院ですが、長年にわたって染み込んだ雨水で屋根瓦や柱が相当傷んでいることがわかり、宮内庁は１００年ぶりの大修理に踏み切ることにしました。修理を前に、これまで一般には公開されることのなかった建物の内部が報道陣に公開されました。１３００年の時を越えていにしえの文化を伝える正倉院。修理は３年後の２０１１年から２年がかりで行われるということです。

( 2008/02/01 19:42 更新)

「パッケージ」に穴　兵庫で被害のギョーザ

千葉の２つの冷凍ギョーザには穴はなかった

兵庫や千葉などで、中国製の冷凍ギョーザから殺虫剤の成分が検出された事件で、中毒症状を訴えた兵庫県の親子３人が食べた餃子のパッケージに、小さな穴が空いていたことがわかりました。この事件は、中国の「天洋食品」で作られた冷凍ギョーザを食べた兵庫や千葉の１０人が中毒症状を訴え、パッケージの内側と家族の胃の洗浄液から、有機リン系の薬物「メタミドホス」が検出されたものです。警察で兵庫県の家族が食べた餃子のパッケージをさらに詳しく調べたところ、裏側に縦１ミリ、幅３ミリの穴がひとつ空いていたことが分かりました。穴は、棒で外から突き刺したような形で中のトレーにも１ミリ程度の穴があり、警察は人為的に空けられた可能性もあるとみています。一方、千葉県の２つの冷凍餃子については、穴がないということで、警察ではどの段階で穴が空いたのかを調べています。

( 2008/02/01 14:57 更新)

工場で爆発　３人ケガ

金属を油で洗浄する機械で爆発

１日昼前、大阪府柏原市の工場で爆発があり、従業員３人が重軽傷を負いました。１日午前１１時ごろ、柏原市円明町の金属熱処理工場「東研サーモテック柏原工場」で、「爆発があり、けが人が出ている」と従業員から消防に通報がありました。消防が駆けつけたところ、従業員の男性３人が顔などに火傷を負っていて、すぐに病院に搬送しましたが、このうち、小野慎司さん(２５)と村田宏人さん(４０)の２人が重傷で、もう１人が軽傷です。近所の人は「ドーンと音がした。工場内は煙で充満していた」と爆発の瞬間を話していました。警察の調べによりますと、金属を油で洗浄する機械で爆発があったということで、警察と消防では事故の原因を調べています。

( 2008/02/01 14:15 更新)

「墓石」を大量に不法投棄　淡路島の山中　

兵庫県警は現場検証するとともに、業者の行方追及

兵庫県南あわじ市の山中に、古い墓石が大量に不法投棄された疑いが強まり、兵庫県警が１日朝から現場検証を行っています。廃棄物処理法違反の疑いで現場検証が行われているのは、南あわじ市阿那賀の山林にある私有の駐車場跡地です。この私有地には、古い墓石が３～４メートルの高さまで積み上げられているほか、一部は地中に埋められていて、少なくとも１０００基以上はあるとみられます。墓石は２００３年ごろから、洲本市の業者が運び込んでいました。本来、不要になった墓石は専門の業者が買い取り、バラバラに砕いて処理するなどして再利用されますが、この業者は廃棄物処理の免許がないにもかかわらず、半額程度の値段で全国の石材店から引き取り、放置していたとみられます。警察は現在行方が分からなくなっている業者の代表の行方を追うとともに、関係者から事情を聴き容疑を固める方針です。

( 2008/02/01 12:35 更新)

スプレー強盗相次ぐ　帰宅中の２女性が被害

２つの事件とも、同一犯の可能性が高い（大阪・堺市）

１日未明、大阪府堺市で帰宅途中の女性が男２人にスプレーを吹き付けられ、現金が入ったバックを奪われる事件が２件相次ぎました。１日午前４時前、堺市堺区のマンションの入り口で、帰宅してきた飲食店経営の女性（４０）がオートロックの鍵を開けようとしたところ、男２人に無言でスプレーを吹き付けられました。そして、現金約６万円が入った高級バックを奪って逃げました。女性は軽傷です。男２人はいずれも、約１７０センチで、黒っぽい上下の服を着ていて、それぞれ黒と白の目だし帽をかぶっていました。また、その２時間半前にも、堺市南区の府営住宅の廊下で、帰宅してきた飲食店店員の女性（４４）が、男２人組にスプレーを吹き付けられ、現金約３０万円が入ったバッグを奪われました。女性にケガをありませんでした。警察はいずれの事件も、同一犯の可能性もあるとみて男２人の行方を追っています。

( 2008/02/01 12:30 更新)

「廃プラ」処理施設が稼動　住民抗議の中

４市の家庭から収集したゴミを中間処理する施設（大阪・寝屋川市）

大阪府北部の４つの市の廃棄プラスチックのリサイクル計画で、健康不安を懸念する住民の声が強い中、１日、プラントが稼動を開始しました。「北河内４市リサイクルプラザ・かざぐるま」は、大阪府の寝屋川、枚方四条畷、交野の４市の一般家庭から集められたプラスチックゴミの中間処理施設です。一日あたり５３トンもの廃棄プラスチックを分別、圧縮する計画ですが、近くに住む住民たちは、「悪臭や排ガスなどの健康被害が予想される」としていて、１日も多くの住民が集まり、抗議文を提出、施設責任者に稼動停止を求めました。一方、施設側は「健康被害や環境に影響を与えない設備を整えている」と、安全性を強調しています。

( 2008/02/01 12:26 更新)

駅のトイレで焼身自殺か　地下鉄「山科駅」

７８歳の男性とみられる人が重体（京都・山科区）

京都の地下鉄「山科駅」のトイレで１日、男性とみられる人が火だるまになっているのが見つかり病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。焼身自殺を図ったとみられます。1日午前９時４０分過ぎ、京都市山科区の市営地下鉄「山科駅」で、乗客から「トイレで煙が出ている」との連絡を受けた駅員が、火がついた状態の人を発見しました。駅員の通報で救急隊が駆けつけ、病院に運びましたが、全身にやけどを負っていていて、意識不明の重体となっています。調べによりますと、重体となったいたのは、所持品などから７８歳の男性とみられ、入り口に鍵がかかった身障者用の個室トイレの中で倒れていたということです。警察では、争う声や悲鳴などを聞いた人がいないため、焼身自殺を図った可能性が高いとみて、身元の確認を急ぐとともに詳しい状況を調べています。

( 2008/02/01 12:18 更新)

警察署内の給油所ででパトカー燃える

３１日午後、関西空港の中にある警察署の給油所で、パトカーが燃える火事がありました。運転席には男性警察官が乗っていましたがすぐに逃げたため、ケガはありませんでした。
３１日午後１時４５分ごろ、関西空港の中にある関西空港警察署の給油所で２９才の女性巡査部長がパトカーにガソリンを入れていたところ、突然出火しました。消防が駆けつけて、すぐに火は消し止められましたが、この火事でパトカー１台が焼けた上、給油用のホースなども焼けました。出火したときには、３９歳の男性巡査部長が運転席に乗っていましたが、すぐに火に気づき、逃げたため、ケガ人はいませんでした。警察によりますと、給油中、パトカーのエンジンは切ってあり、現場に火の気もなかったことから、静電気が原因でガソリンに引火した疑いもあるとみて出火原因を調べています。

( 2008/02/01 9:31: 更新)

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