マレーシアニュース
【ジョホールバル】 25日にタマン・ダヤのある小学校が学校のトイレ掃除を小学6年生にやらせ、これに激怒した保護者らが翌26日、警察に被害届を出すという出来事があった。 ジョホール州教育局は、急遽28日に校長と教師、20人の生徒の保護者を集めて学校で話し合いを行った。警察が控える中で物々しく行われた和解に向けた話し合いでは、校長が記念写真を見せながらジョホールバル地区委員会が主催する「清潔コンテスト」にちなんだ学校行事であると説明。一部の生徒を狙い撃ちして懲罰的にやらせた訳ではないとして理解を求めた。行事に加わったある教師が、思わぬ保護者の反発にヒステリックに反応し、「私は子供たちを愛している」と泣き叫ぶ修羅場もあったという。 それでも学校が子供に汚れ仕事をさせたことに納得いかない一部の保護者は、「6年生という卒業試験(UPSR)を控えた大事な年なのに」と不満をぶつけた。マレーシアでは通常、教室やトイレなどの掃除は外部の業者が請負い、生徒にやらせる場合は懲罰的なものがほとんど。
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