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<中国製ギョーザ>製造元の天洋食品、昨年には牛肉に金属粉

2月1日12時15分配信 毎日新聞


 中毒事件を起こした冷凍ギョーザの製造元、中国河北省の「天洋食品」が日本に輸出した煮沸牛肉に金属粉が混入していたため、輸入した食品商社「東海澱粉(でんぷん)」(静岡市葵区)が昨年11月に取引を中止していたことが分かった。静岡市によると、原料への異物混入については行政への報告義務はなく、同社からの報告はなかった。今のところ、健康被害や苦情などはないという。

 東海澱粉などによると、金属粉が混入していたのは、牛肉を蒸気で加熱した「スチームビーフ」。中国から輸入した後、06年11月〜07年11月に三重県桑名市の食品メーカー向けに納入。メーカー側が同月、牛肉をレトルト商品に加工する前に磁石検査を行い、混入が発覚した。金属粉は鉄とクロム、アルミの合金で、肉眼でも確認できたという。

 東海澱粉が社員を天洋食品に派遣して調べたところ、金属粉は工場で使っているひしゃくと成分比率が一緒だったといい、ひしゃくの金属が混入した可能性があるという。

 メーカー側は混入が分かった後、加工するのを別の牛肉に切り替え、出荷済みの製品については新商品と交換するなどした。【浜中慎哉】

最終更新:2月1日12時15分




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