イオン(千葉市美浜区)が、常磐道友部サービスエリア(SA)の近隣に広域商圏型複合商業施設をオープンさせる計画があることが分かった。県産業政策課が30日、進出予定事業者を発表した。11年4月予定のオープンに向け、県とイオンの土地造成に関する協議が来月から始まる。
同課によると、商業施設は笠間市長兎路の茨城中央工業団地内の約18万平方メートルに建設。約50店が入居する平屋のオープンモールと、専門店200店が入る3階建てショッピングセンターを計画している。店舗面積は約5万6650平方メートル。年間1200万人の来客を見込む。
県とイオンは2月から土地造成について協議し、基本計画・設計の修正、実施設計を終え、土地譲渡契約を結ぶという。
予定地の北約7キロにイオンモール水戸内原があるが、イオンの広報担当者は「あちらにも行ってみたいし、こちらにも行ってみたいという魅力ある施設にしたい」と話している。【立上修】
毎日新聞 2008年1月31日