中国製の冷凍餃子から農薬の成分が検出された問題で、被害にあった兵庫県高砂市の家族が食べたギョーザのパッケージに穴が開いていたことがわかりました。
東京の「ジェイティーフーズ」が輸入した中国製の冷凍ギョーザから農薬のメタミドホスが検出された問題では、JNNのまとめで、これまでに34都道府県で473人が体調不良を訴えています。
このうち兵庫県高砂市の親子3人が食べたギョーザのパッケージを兵庫県警が詳しく検査したところ、側面の下の部分に、横に3ミリ、縦に1ミリほどの裂けたような穴が見つかったということです。また、パッケージの中にあるトレーにも1ミリ程度のキズがありました。
警察は、人為的に穴が開けられた可能性もあるとみていますが、どの段階で穴が開いたかは、わからないということです。また、千葉県の2件については、穴は確認されていません。(01日14:44)