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【社会】

ギョーザ袋に小さな穴 兵庫県警の調べで判明

2008年2月1日 夕刊

 中国製ギョーザによる中毒で、警察庁は1日、兵庫県高砂市の家族3人が被害に遭った中国製ギョーザのパッケージに小さな穴が開いていたと明らかにした。

 同庁によると、中毒の原因食品となった「ひとくち餃子」(20個入り、260グラム)のパッケージ側面に縦1ミリ、横3ミリの裂けたような穴が1つ開いていた。ギョーザを載せるプラスチックトレーにも1ミリの円形の穴があったという。2つの穴は、位置が一致していた。1月31日夜までの兵庫県警科捜研の調べで判明した。

 同庁は「外側から人為的に刺した形跡とみられるが、その際に毒物が混入されたのかどうかは分からない」としている。また、その穴が製造段階で開いたのか販売の段階で開いたのかは分からないという。

 一方、同庁によると、千葉県で中毒が起きたギョーザの袋には、穴は見つかっていないという。

 

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