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中国製ギョーザ:パッケージに穴…兵庫の中毒

店頭から撤去された中国産の冷凍ギョーザ=大阪市内のスーパーで2008年1月30日午後6時5分、大橋公一撮影
店頭から撤去された中国産の冷凍ギョーザ=大阪市内のスーパーで2008年1月30日午後6時5分、大橋公一撮影

 兵庫県高砂市で1月、中国製冷凍ギョーザを食べた親子3人が中毒になった事件で、ギョーザのパッケージに小さな穴があいていたことが兵庫県警の調べで分かった。捜査当局は人為的に穴があけられ有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が注入された可能性があるとみて、殺人未遂容疑も視野に捜査を始めた。県警は、中国での製造段階か国内の流通過程であけられたのかは不明としている。

 調べでは、穴が見つかったのは「中華deごちそう ひとくち餃子20個入り(260グラム)」。県警科学捜査研究所がパッケージを詳しく調べたところ、袋の側面に縦1ミリ、横3ミリの針状のもので突き刺したような跡があった。穴はトレーにも達していた。パッケージ内と被害者の胃の洗浄液からは既にメタミドホスが検出されている。

 県警はパッケージ内にメタミドホスが混入した経緯を捜査している。

毎日新聞 2008年2月1日 13時27分 (最終更新時間 2月1日 14時40分)

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