中国製ギョーザに有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が混入していた問題を受け31日、ファミリーレストラン最大手のすかいらーくは、同日から中国で加工された食品約300種類のうち必要と判断した食品の利用を、グループの外食店舗約3300店すべてで中止することを決めた。小売りでも、中国製の冷凍食品をすべて店頭から撤去する企業も出ており、影響が広がり始めた。
すかいらーくが使用している中国での加工食品約300種類は、同社が利用している食材の約1割にあたる。中国で加工された食品はエビフライなど、中核商品に必要なものも多く「提供中止になるメニューが出る可能性が高い」とみている。
(16:03)