北九州市港湾空港局は30日、門司港と韓国・釜山を結ぶ日韓フェリーを運航するC&クルーズ社(本社・釜山市)と31日に航路開設協定に調印することを明らかにした。当初計画通り6月就航の予定。
協定は船会社が長期的、安定的な運航に努力する一方で、市は港湾施設の利用に協力する内容。就航船は1万6340トン、全長160メートルで、定員600人。12月末に改装工事が終わった。
また、市はイベントなどへの影響を心配する地元の要望を受け、接岸場所を海峡ドラマシップ前の門司港1号岸壁から西隣の2号岸壁に変更。平屋の専用ターミナルの位置もドラマシップ西側となる。今後、接岸場所や荷さばき場周辺のフェンス設置工事を進める。
〔北九州版〕
毎日新聞 2008年1月31日