総社市の北西部水内橋から西へ行った原地区の空き民家に展示された雛人形。その数なんと全34セット。男雛と女雛に屏風、ぼんぼり、橘に、桜、ひし餅が並べられた内裏雛。すべて、和紙や爪楊枝、割り箸など身近な素材を活用して手作りしたものです。さらに、飾ったあとは、飾り台をかぶせて収納できるように工夫されたアイディア雛となっています。素敵なお雛様が展示されているとの噂を聞きつけ、近所の女性たちが次々と訪れ、乙女心を呼び覚まされたように見入っていました。内裏様の表情や着物の柄などどれ一つとっても同じものがなく、訪れた人たちから「すばらしい」の感歎の声が上がっていました。このお雛様を製作したのは、総社市原の主婦池田真知子さん入江千寿子さんなど5人です。趣味で作った雛人形で身近な人達の心をなごませようと、去年の3月から一年がかりで完成させた労作です。今年初めて作った34セットの内裏雛は、すべて嫁ぎ先が決まっていて来年のひな祭り用の予約も殺到しているそうです。今回の展示は、2月3日までで、雛人形は予約した嫁ぎ先に引き取られていくそうです。
このうち県立倉敷中央高校でも朝から中学校の教諭が次々に訪れ受験生の願書を提出していました。倉敷中央高校では17人体制で願書の受付作業にあたり、志願理由書や調査書など必要書類に記入漏れがないかどうかを入念に点検しました。また、受験番号の入った受験票を中学校ごとに手渡していました。自己推薦入試は受験生に目的意識を持って自分の進路を考えてもらおうと従来の学校長推薦入試に変わり平成17年度から取り入れられました。原則として、普通科の定員の20%、また家政科や看護科など専門学科については50%を上限に選抜試験が行われます。自己推薦入試の願書は2月4日まで受け付けられ2月12日に適性検査などが行われます。また一般入試は3月11日に行われ3月19日に合格発表が行われます。
養成講座には愛育委員らおよそ80人が参加。岡山健康づくり財団附属診療所・所長の守谷欣明さんが講演を行い、たばこの有害性やニコチン依存症について話しました。講演では守谷さんが量や喫煙を始めた年齢に応じて肺がんなどの死亡率が高まることを説明。また、喫煙者本人が吸い込む主流煙よりも副流煙のほうに多くの量の有害物質が含まれ、特に乳幼児、子どもの健康に悪影響を与えるとして、公共の場や職場における分煙や喫煙者のマナーの重要性を呼びかけていました。養成講座を受講した人には修了証が手渡され、今後、アドバイザーとして公民館や幼稚園などで禁煙をテーマにした紙芝居などの活動が可能になります。参加した人は地域の健康づくりにむけ、守谷さんの話に熱心に耳を傾けていました。