偽造カード所持で男逮捕　警視庁

　偽造クレジットカードとカード情報を盗み取るスキマーを所持していたとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は不正電磁的記録カード所持の疑いで、東京都江戸川区北葛西、無職、笈川英樹容疑者（３５）を逮捕した。容疑を認め、「スキミングした情報で中国人にカードを作ってもらっていた」と供述しているという。

　調べでは、笈川容疑者は昨年６月２日、同区西瑞江に止めた車内で、他人名義のカード１枚と他人のカード情報２４件が入ったスキマーを所持していた疑い。５人前後で犯行グループを形成。他のメンバーがバイト先の飲食店などでカード情報を盗み取り、偽造カードで買い物を繰り返していたとみて追及する。

　笈川容疑者は昨年１１月から同区南小岩で、使用が規制されているパチスロ機３４台を置くパチスロ店を無許可で経営しており、同隊は常習賭博容疑でも調べている。