ソニー、ゲーム黒字化で過去最高益 10〜12月期2008年01月31日19時08分 ソニーが31日発表した07年10〜12月期連結決算(米国会計基準)は、売上高が前年同期比9.6%増の2兆8590億円、当期利益が25.2%増の2002億円といずれも過去最高を更新した。懸案のゲーム事業は、プレイステーション(PS)3のコスト改善効果で2年ぶりに営業黒字化し、129億円の利益を計上。好調なパソコンや、金融子会社の上場に伴う株式売却益も寄与した。 エレクトロニクス事業は減益だが、過去2番目の高水準。液晶テレビは販売が伸びたが、価格下落が進んで減益だった。ゲーム事業は通期では赤字の見込み。PS3は490万台を販売したが、上期の出遅れで年間販売目標を1100万台から950万台に下げた。 株安に伴う金融事業の苦戦に加え、円高の進行を加味し、通期の連結営業利益の見通しを従来の4500億円から4100億円に下方修正。営業利益率5%の目標達成は厳しくなるが、「外部環境の悪化が原因で、不可抗力。営業は良くなっている」(大根田伸行・最高財務責任者)とした。 PR情報この記事の関連情報ビジネス
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