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日本の暴力団幹部務める韓国人が殺人指示

実行犯は殺人後に陸軍入隊

 ソウル警察庁広域捜査隊と陸軍本部高等検察部は21日、日本でホストクラブを経営する韓国人を殺害した疑いで、日本の暴力団員イ容疑者(38)ら計3人を逮捕したと発表した。

 日本の暴力団幹部を務めるイ容疑者は部下のキム容疑者(21)ら二人に指示、昨年11月30日に日本に住むパクさん(33)宅でパクさんの首を締め殺害し、遺体を付近の川に遺棄した疑い。キム容疑者はパクさん殺害後、韓国に戻り今年9月、陸軍に入隊した。

 警察と陸軍は共同で捜査し、この3人を検挙した。警察・陸軍は「イ容疑者は、東京・新宿近くでホストクラブを経営するパクさんが普段から自分のことを無視するのが不満で犯行を指示したことが分かった」としている。

 また、3人は今年6月、日本の暴力団員が所有していた盗品のブランド時計取引を斡旋するとして、韓国人のイさん(32)ら9人を日本におびき出した後に脅迫、約1億5000万ウォン(約1800万円)相当の金品を奪った疑いも持たれている。警察によると、イ容疑者は1994年に日本の暴力団に入り、組織のナンバー2にまでのし上がったとのことだ。

パク・シヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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