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【社会】

25年度までに30%削減目標 横浜市、温室効果ガスで

2008年1月29日 19時14分

 横浜市は29日、2025年度までに市民1人当たりが年間に排出する二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを04年度比で30%削減するとの目標を設定し、08年度予算案に対策費など計11億800万円を計上したと発表した。

 環境省によると、自治体が削減目標を設定する場合は10年ごろまでを期限とするケースが多く、横浜市のように長期的な例は珍しいという。

 横浜市は、太陽熱利用の高効率ソーラーシステムを導入する一般住宅への助成を新設し、天然ガス自動車など低公害車の購入時の補助金なども拡大する。

 また09年に開く横浜開港150周年記念行事に関連した市主催イベントなどで排出したCO2について、植林や自然エネルギー事業への投資などを通じて相殺する「カーボンオフセット」の導入も検討する。

(共同)
 

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