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別の日に製造 混入の経緯捜査

この事件は、東京・品川区の「ジェイティフーズ」が中国から輸入した冷凍ギョーザを食べた千葉県と兵庫県の男女が、下痢やおう吐などの中毒症状を訴えたもので、警察の鑑定の結果、ギョーザやその袋から「メタミドホス」と呼ばれる殺虫剤の成分が検出されています。問題のギョーザは2種類あり、中国の河北省にある「天洋食品」の同じ工場で製造されていて、警察は製造やこん包の段階で殺虫剤の成分が混入したものとみて、工場内の詳しい工程を調べています。天洋食品からの輸入を仲介した東京・港区の商社「双日食料」によりますと、2種類のギョーザは工場内にある専用の作業台の上で従業員が手作業で具材を皮に詰めたあと冷凍し、機械で袋に入れる工程に運ばれていました。ところが、2種類のギョーザは製造日が去年の10月1日と10月20日とそれぞれ異なるうえ、製造にあたった作業員らも違っていたことがわかりました。警察は、なぜこの2日間に製造されたギョーザに殺虫剤の成分が混入したのか、現地で調査をしている「ジェイティフーズ」や「双日食料」の関係者から事情を聴いて解明を進めています。
もどる1月31日 18時27分
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