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カーター元米大統領、米WSJインタビューでオバマ候補を称賛

  • 2008年01月31日 16:02 発信地:ニューヨーク/米国
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米ニューヨーク(New York)国連(UN)本部で記者会見するジミー・カーター(Jimmy Carter)元米大統領(2007年10月25日撮影)。(c)AFP/STAN HONDA

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【1月31日 AFP】ジミー・カーター(Jimmy Carter)元米大統領(83、在任期間1977-81年)は30日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)の電子版に掲載されたインタビューで、2008年大統領選の民主党候補バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員の出馬を「驚くべき決断」と評し、米国の復権に寄与する可能性を秘めていると称賛した。

 インタビューは28日、ジョージア(Georgia)州にあるカーター氏の自宅で行われた。同氏は、大統領退任後は自身も夫人も特定の候補を支持したことはないと強調しつつも、「オバマ氏の選挙戦は非凡で、私も家族も刺激を受けている」と語った。

 ウェブサイトにはインタビューの様子を撮影した動画も掲載されたが、その中でカーター氏は「4人の子どもは結婚し、孫も11人いて、うち4-5人は結婚しているが、1人を除いて全員がオバマ氏を支持している」と述べた。

 また、「オバマ氏が大統領になれば、米国や米政府に関する敵対心や不信感はほぼ自然に払拭されるだろう」との見解を示した。

 一方、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員の夫、ビル・クリントン(Bill Clinton)前米大統領が28日、カーター氏主催のイベントへの参加を伝えるため電話をかけてきたこと、そのときの話題が前週、民主党の選挙戦で争点となった人種問題に終始したことを明らかにした。

 カーター氏は、クリントン氏が「人種問題を選挙戦の争点にした覚えはないと説明したかったようで、それを含めた諸問題について長話をした」、「同氏は、言わなければよかったこと思ったことをいくつか言ってしまったようだ」などと発言。「彼はあまり電話してこないが、今朝私に電話して長々と自身の立場について説明したのは、それが拒絶反応を引き起こす厄介な問題だからだろう」と話した。(c)AFP

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