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1月29日のながさきニュース
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長崎新聞
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サンアイが破産申請へ 県内3店舗を営業停止
県内三店舗を経営するホームセンター地場大手サンアイ(諫早市、吉原哲郎社長)は、二十八日までに全店の営業を停止し、自己破産申請の準備に入った。負債総額は六十二億五千万円で、昨年以降の県内の倒産ではナガサキゼリー(昨年五月、八十三億円)に次ぎ二番目の規模となる。
同社や信用調査会社の帝国データバンク長崎支店によると、同社は自動車用品店として諫早市で創業し、一九七〇年に会社設立。七八年にホームセンター一号店を開業し、ピーク時には本県と佐賀、福岡両県に計七店舗を展開。九六年二月期は約二百十億円の売上高を計上した。
しかし県外大手資本の大型店との競争激化や、長引く消費低迷で売り上げが減少。二〇〇〇年以降、県外三店舗を順次撤退し、〇五年に長崎店(西彼時津町)を閉鎖後は諫早、佐世保、島原の三店舗で営業。合理化や生鮮食品販売への進出などで立て直しを図ったが、〇七年二月期の売上高は五十九億四千万円まで落ち込んでいた。
代理人弁護士によると、近く長崎地裁に自己破産を申請する予定。債務超過額は二十億円を超える見通し。債権者は従業員百八十一人を含む約五百三十人。
吉原社長は同日、長崎市内で記者会見し「長年のお客さまや取引先、従業員に多大な迷惑を掛け、深くおわびしたい。断腸の思いだが、ホームセンターを取り巻く環境は厳しく、(店の)閉鎖に至った」と述べた。
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