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へたり牛処理の疑い浮上=米農務省が調査着手

1月31日11時1分配信 時事通信


 【ワシントン30日時事】米カリフォルニア州にある牛肉処理施設が自力歩行できないへたり牛を食肉処理していた疑いが強まり、米農務省が30日、調査に乗り出した。BSE(牛海綿状脳症)感染牛は歩行困難の症状を示すことが多く、同省はへたり牛の食肉処理を禁止している。
 今回の事例はこの規制の実効性に懸念を抱かせるもので、この問題を指摘した米動物愛護団体、米国の人道社会(HSUS)は、動物虐待に加え「BSEとの関連でも問題だ」と批判した。
 HSUSが同日ホームページで公開した告発ビデオには、電気ショックを与える棒を使ったり、高水圧のホースで「水責め」にしたりして、うずくまっている牛を無理やり施設に運び込む様子が収められている。昨年秋の撮影という。

【関連用語】 BSEとは
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最終更新:1月31日11時59分

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