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兵庫県がギョーザ食中毒情報1日公表せず

 中国製冷凍ギョーザの食中毒事件で兵庫県高砂市の3人が被害に遭ったことについて、兵庫県が県警から「ギョーザのパッケージ内部から殺虫剤を検出した」と情報を得ていたのに、丸1日公表していなかったことが30日分かった。

 兵庫県生活衛生課によると、県警からの連絡は29日午後4時ごろ。しかし、県は30日午後5時からの記者会見まで報道機関に公表せず、スーパーや小売店へも注意喚起しなかった。

 全国で流通している商品で、新たな被害者が出る恐れもあったのに情報公開しなかった理由を「原因が(ギョーザかどうか)断定できなかった」と釈明。報道陣から再三指摘を受けてようやく「量販店も含め、今回の情報を県から通知する」とした。

 兵庫県警は30日午後4時から捜査1課長が「保健所からの通報をきっかけに(当初は)殺人未遂容疑も視野に調べていた」と経緯を発表。国際問題になる恐れもあるためか「いつ殺虫剤が(パッケージ内部に)付着したのかは分からない」と慎重な表現に終始した。

[2008年1月30日23時18分]

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