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名張市:来春、保育所開設 民間に市有地無償で貸与 待機児童解消狙う /三重

 名張市富貴ケ丘6の市有地に、民間保育所「富貴の森保育園」が計画されていることが分かった。来年4月開所の予定。市は懸案となっている保育所の待機児童解消策として、用地(約4000平方メートル)は無償貸与し、建設費約3000万円を補助する方針。

 市子育て支援室によると、保育所を計画しているのは、大阪府泉佐野市で認可外保育所を経営する「株式会社インターリンクス」(上岡ひとみ社長)。

 入所定員は60人で、生後6カ月から小学校入学前児童が対象。週2、3回の英語教室や体育教室のほか、延長保育や障害児保育なども計画している。同社は今後、社会福祉法人を設立し開園を目指す。

 市は同社に保育所運営実績があり、計画は妥当と判断した。特別保育を含む年間の運営経費のうち、約2700万円を市が負担する。

 同市の待機児童数は毎年約60~70人で、14の市立保育所のうち、11保育所で定員以上の児童が入所している。このため、市は名張西保育所(南町)の定員(130人)を来年度から20人増員する方針を決め、3月定例市議会に条例改正案を提案する方針。【金森崇之】

〔伊賀版〕

毎日新聞 2008年1月30日

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