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中国産ギョーザ:ジェイティフーズ社長ら謝罪会見

中国からの輸入餃子に農薬が混入、食中毒が発生した問題で会見する(右から)日本生活協同組合連合会の飯村彰常務理事、JTの岩井睦雄取締役、JTの日野三代春執行役員、JTフーズの勝浦秀夫社長=東京都千代田区で2008年1月30日午後5時17分、石井諭撮影
中国からの輸入餃子に農薬が混入、食中毒が発生した問題で会見する(右から)日本生活協同組合連合会の飯村彰常務理事、JTの岩井睦雄取締役、JTの日野三代春執行役員、JTフーズの勝浦秀夫社長=東京都千代田区で2008年1月30日午後5時17分、石井諭撮影

 冷凍ギョーザの輸入元のジェイティフーズの勝浦秀夫社長、親会社JTの岩井睦雄取締役、日本生活協同組合連合会の飯村彰常務理事ら4人は30日夕、東京都内で謝罪会見を開いた。最初の被害が出た昨年12月の時点でのジ社の対応に報道陣の質問が集中、会見は約1時間の休憩を挟み、4時間半に及んだ。

 冒頭、岩井取締役が「自主回収を実施することとしました」と述べ、4人が一斉に頭を下げた。岩井取締役は「何が起きているのか、内部チェックで把握できなかった。考察が足りなかった」と繰り返し、沈痛な表情でうつむく場面もあった。生協連の飯村常務は「千葉県警から有機リン系の物質が含まれていたとの連絡がなければ対応は、不十分になった可能性がある」と危機管理の甘さを認めた。

 問題のギョーザの輸入を仲介した「双日食料」の武田浩文社長は、東京都港区の本社で集まった記者らに「関係者に多大な迷惑を掛けて申し訳ない。早急に原因を調べたい」と陳謝した。

毎日新聞 2008年1月31日 0時08分 (最終更新時間 1月31日 0時22分)

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