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地裁事務官が収賄容疑で逮捕、広島・破産手続きで便宜

 自己破産の手続きをめぐり、申立人から現金を受け取ったとして、広島県警捜査2課と広島東署は30日、収賄容疑で広島地裁事務官、藤岡貴久容疑者(37)=広島市南区丹那町=を逮捕。広島地裁や地裁福山支部を家宅捜索した。

 藤岡容疑者は「破産手続きの仕方を個人的に教えたが、現金はもらっていない」と容疑を否認しているという。

 調べによると、藤岡容疑者は広島地裁福山支部で破産手続きの受け付けや説明の事務を担当していた2005年9月上旬から中旬にかけて、自己破産を申し立てた福山市神辺町の知人男性(28)にアドバイスする見返りに、現金十数万円を受け取った疑い。男性は同年11月ごろ自己破産が決定した。県警は男性が贈賄容疑を認め、逃走や証拠隠滅の恐れがないことを理由に、逮捕を見送り書類送検する方針。〔共同〕(07:00)

社会 | おくやみ