2007年03月09日(金)
東京大空襲 [しばおか としみ前県議候補]
「東京大空襲は三月九日の夜なんだよ」と父はよく言っていました。
九日の夕飯を食べ、寝ていたら空襲警報が鳴った。十日の朝は迎えられなかった。
だから自分の中の大空襲は三月九日なんだと。当時17歳の父の話です。
B29の連隊が頭の上をかすめるように飛んで行ったこと、周囲から円を描くように焼夷弾が落とされたこと、首に火の粉が入ってやけどをしていたが、気が付かずに逃げたこと、夜が明けて、丸焦げになった焼死体をまたいで歩いたこと・・・
浅草に住んでいた父と祖母から聞かされていた戦争体験は、まるで、映画のシーンのように鮮烈に私の幼い脳裏にしみこんでいきました。(母は浅草から長野に学童疎開をしていたそうです)
戦争をしたいと、本気でそう考えている人って、いったい何人くらいいるんでしょうか?
自分や家族が戦争で死んでもいいと考えている人っているんでしょうか?
どうですか、安倍さん!!
Posted at 18時51分