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【社会】

「非常に不安」と女性客 中国製ギョーザで中毒

2008年1月30日 20時49分

 中国製の冷凍ギョーザが撤去された冷凍食品コーナー=30日午後、大阪市内のスーパー

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 兵庫県高砂市の被害者家族3人が食べたギョーザを販売した可能性が高いイトーヨーカドー加古川店(加古川市)。30日夕は冷凍食品の半額セール中。女性会社員(40)は「いつも家族のお弁当に冷凍食品をここで買っている。非常に不安です。中国製のものはなるべく買わないようにしたい」と驚いていた。中毒発生から3週間以上、危険な商品の販売を続けたことになる。

 柚原泰彦店長(54)は29日午後3時ごろ、店を訪ねてきた警察官から「冷凍ギョーザを食べて具合が悪くなった人がいる」と聞いた。警察は「2009年1月1日が賞味期限のギョーザが対象」「商品へのクレームはなかったか」などと話していたという。

 同店は陳列中の該当商品21パックを29日中に撤去、ジェイティフーズ側に送り返した。しかし陳列棚には、撤去理由や食中毒の発生を知らせる張り紙などは出していない。

(共同)
 

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