「24時間365日」「どこで」「どういう状況で」地震に遭うのか誰にもわかりません。
そして揺れを乗り切った後、「その場所で」「その状況で」、「家族」や「身近な人」の安否は「どうやって」確認すればいいのでしょうか。
- 職場での復旧作業にあたらなければならないが家族の様子が気になる。
- 小学生の我が子を学校に「誰が」「どのように」迎えにいくか。
- ちょっと離れたところに住んでいるお祖母ちゃんは大丈夫だろうか?
- 営業に出かけた社員たちは大丈夫だったろうか?と考える社長さん。
などなど、次の行動に移るためにはこんな気にかかることを引きずったままでは二次災害につながる恐れもあります。
今回は安否確認に便利な方法を紹介したいと思います。
1.災害用伝言ダイヤル171を使う。
大規模な災害が発生すると一度に多数の人が電話を使おうとするため、輻輳(ふくそう)という現象が発生するおそれがあり、110番や119番などの緊急回線を優先するために一般の電話回線が繋がりにくくなります。
これを補うためNTTでは「災害用伝言ダイヤル」を設けています。
これは互いに話をするのではなく、全国50箇所に設置された「伝言蓄積装置」に伝えたいメッセージを録音し、安否を知りたい人が171にアクセスしてメッセージを聞くという「駅の伝言板」のようなものです。 |