仙台市トップページへ
新着情報内容別索引組織別索引検索サイトマップ使い方ヘルプ


仙台市地震防災アドバイザー室へようこそ
 
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回の更新で26回目となりました。
100万人の防災!
「生き残り」「生き延びる」ための地震対策を始めましょう!
安否確認の方法、考えていますか?
平成20年1月30日掲載
 

 「24時間365日」「どこで」「どういう状況で」地震に遭うのか誰にもわかりません。

 そして揺れを乗り切った後、「その場所で」「その状況で」、「家族」や「身近な人」の安否は「どうやって」確認すればいいのでしょうか。

  • 職場での復旧作業にあたらなければならないが家族の様子が気になる。
  • 小学生の我が子を学校に「誰が」「どのように」迎えにいくか。
  • ちょっと離れたところに住んでいるお祖母ちゃんは大丈夫だろうか?
  • 営業に出かけた社員たちは大丈夫だったろうか?と考える社長さん。  

 などなど、次の行動に移るためにはこんな気にかかることを引きずったままでは二次災害につながる恐れもあります。

今回は安否確認に便利な方法を紹介したいと思います。

1.災害用伝言ダイヤル171を使う。

 大規模な災害が発生すると一度に多数の人が電話を使おうとするため、輻輳(ふくそう)という現象が発生するおそれがあり、110番や119番などの緊急回線を優先するために一般の電話回線が繋がりにくくなります。

 これを補うためNTTでは「災害用伝言ダイヤル」を設けています。

  これは互いに話をするのではなく、全国50箇所に設置された「伝言蓄積装置」に伝えたいメッセージを録音し、安否を知りたい人が171にアクセスしてメッセージを聞くという「駅の伝言板」のようなものです。

(1)使い方(録音)

(2)使い方(再生)

「171」へのアクセスは携帯電話からも出来ますが、録音は固定電話の番号にしか出来ません。最近は「自宅の電話も携帯電話」という方もいらっしゃると思いますので、その場合は他の方法を考えておく必要があります。
録音時間は30秒しかありませんので、あらかじめ吹き込むメッセージを考えておく必要があります。

(3)体験し備える。

 

 「171」の存在を知っていても、一度も使った経験がないものは「いざというとき」使えません。

 毎月1日は体験日ですので、是非一度は経験してください。

 こんな風にゲーム感覚で体験するのも良いですよ。(実際にやってみました。)

 

 
(4)会社の被害状況を社員に知らせる
 

 「171」 で会社の電話番号に録音し、被害状況や連絡事項を社員に一斉に知らせることにも使えます。

 伝言の蓄積件数は一つの電話番号に10件程度です。事前に社内で171による安否確認の方法を確認しておけば有効に使えそうです。
 

2.データ通信回線を使う

 メールやインターネットなどのデータ通信回線はあまり輻輳(ふくそう)の影響を受けませんので、繋がる可能性は高くなります。

 携帯電話にも「171」のような「災害用伝言板サービス」というサービスを各社で設けています。

 音声通話であるか文字情報であるかの違いだけですが、携帯電話ですと通信各社によってアクセス方法に若干の違いがありますので、これも一度試してみてください。こちらも同じく毎月1日が体験日です。

 また、携帯電話には各社ごとにデータ回線を使用したトランシーバーのような通話機能もあります。(残念ながら同一の通信会社の機種で無ければ使えません。詳しくは御使用の携帯電話会社にお問い合わせください。)

 

 今回は安否確認の一例を紹介しましたが、方法は一つだけではなく複数の方法を用意しておく必要があります。

家族に合った方法を「今」話し合いましょう。

 

 

 
このページのお問い合わせは消防局予防課へ   電話:022-234-1111(代表)
 内線:2217
また、地震・防災に関するお問い合わせは各消防署でも受け付けます。
消防署紹介
地震防災に関するお問い合わせは、電子メールでも受け付けます。
なお、質問には個々に回答できない場合もありますが、代表的な質問についてはこのホームページ上で回答いたします。
  Eメール:syo018050@city.sendai.jp
  目次へ



仙台市トップページへ戻る > 地震防災アドバイザー室トップへ戻る

(C) City of Sendai All right reserved