●首相、消費者なら私も反対(01/29 20:27:11)
福田康夫首相は29日午後の衆院予算委員会で、各種世論調査で揮発油税などの暫定税率維持への反対意見が多数を占めていることについて「やむを得ないところもある。私も消費者の立場だったら安い方がいい」と述べ、ガソリン価格の値下げを望む世論に“理解”を示してみせた。 ただ、暫定税率については「(予算の)歳入、歳出関連法案が一体で成立するようにお願いしたい」と述べ、維持する考えを重ねて強調した。 野党側が「暫定税率を延長する与党の『つなぎ法案』は国会審議を封殺するものだ」と批判すると、首相は「(同法案が提出されていないのに)仮定の話に答える必要はない」とかわした。 |