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日本生命、子育て支援策を導入 育児休業延長など

2008年01月28日20時13分

 日本生命保険は28日、全職員を対象にした総合的な育児支援策を08年度から始めることを明らかにした。育児休業期間の延長や、子供の学校行事に合わせて休みがとれる休暇制度の導入などが柱。約5万5000人の女性職員が在籍する生保最大手が、女性の働きやすさ向上に向けて動き出した。

 子供が満1歳になるまでしか認めていない育児休業期間を、最大2年半まで延長するほか、子供の学校行事参加などを理由に休みをとれる「ファミリーサポート休暇」を導入する。条件を満たせば、夫の転勤などにあわせて希望地に転勤できる制度も始める。

 生保業界にとっては、大量採用した営業職員の女性が短期間で辞めてしまうのが頭痛のタネ。採用競争が激化するなかで、女性の働きやすさを充実させ、人材確保につなげることが各社の課題になっている。

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